フリーランスや起業家、小規模企業経営者のみなさん、こんにちは!今回は、ビジネスセミナーを通じて優良顧客を獲得する方法について、わかりやすく解説していきます。
私はSBIグループから独立し数多くのビジネスセミナーを運営している株式会社ファシオという会社を経営しております。セミナーに詳しい方ならwebセミナープラットフォーム「Deliveru」(デリバル)というサイトを御存知かもしれません。
会社を経営する上で一番難しいのが営業です。世の中にたくさんある商品やサービスから貴方の会社から購入してもらうというのは大変な事です。そんな時に役立つのがセミナーを切り口にした「見込み客の囲い込み」です。ここではセミナーで見込み客を発掘するための秘訣をお話したいと思います。
なぜ有料セミナーが優良顧客を獲得する方法となり得るのか?
まず、有料セミナーに参加する人たちは、ただ聞きたいだけではなく、実際に自分のビジネスで役立てたいと思っています。つまり、「問題を解決したい!」と考えている人たちなのです。このような参加者は、セミナーの内容に真剣で、将来的にはコンサルティングや研修など、さらなるサービスを求める可能性が高いです。ですから、セミナーを通じて、これらの「真剣な」参加者と出会えるわけです。
開催方法とその特徴
ライブ開催
【メリット】
決断を促す:日程が決まっているので、「今しかない!」と思わせることができます。
仕事として参加しやすい:就業時間内に開催されるため、参加しやすいです。
直接コミュニケーションが取れる:質問や議論ができるので、参加者と深い関係を築けます。
【デメリット】
集客期間とコスト:日程が決まっているため、事前の宣伝が必要で、コストもかかります。
大きな組織向け:資金力と組織力が必要になります。
アーカイブ開催
【メリット】
いつでもアクセス可能:参加者は自分のタイミングで情報を得られます。
コストが低い:会場を借りる必要がなく、手間もかかりません。
【デメリット】
動機づけが難しい:日程がないため、参加を後回しにされがちです。
コミュニケーションの難しさ:直接のやりとりが少なくなります。
疑似ライブ開催
この方法は、「ライブ」と「アーカイブ」の良いとこ取りです。アーカイブのセミナーをある日時にライブ配信し、質疑応答は、メールやリモートツールでフォローアップを行います。
【メリット】
ライブの緊張感とアーカイブの手軽さを兼ね備えています。
開催コストが低い:アーカイブを使うため、コストを抑えられます。
質疑応答で深い関係を築ける:個別の問題に対応できるので、参加者との信頼関係を深められます。
まとめ
有料ビジネスセミナーへの申込は、参加者が自分のビジネスに真剣に取り組んでいる証拠です。これらの参加者は、問題解決のために投資を惜しまない優良顧客となる可能性が高いです。そのためセミナーを通じて、これらの参加者と深い関係を築くことが、長期的なビジネスチャンスにつながります。
ライブ開催は、その場の熱気や直接的なコミュニケーションにより、参加者との強い結びつきを生み出します。しかし、高いコストと手間、限られた集客期間が課題です。一方、アーカイブ開催は、時間や場所を選ばずアクセスできる利便性が魅力であり、継続的なプロモーションによって新たな参加者を引きつけることができますが、直接的な交流の機会が少ない点がデメリットです。
疑似ライブ開催は、これらの開催形式のメリットを組み合わせ、参加者の決断を促しつつ、低コストでの実施が可能となります。さらに、質疑応答や個別相談の機会を提供することで、参加者の具体的な問題に対応し、より深い信頼関係を築くことができます。このようなアプローチは、参加者のニーズに応えるだけでなく、彼らが将来的により高度なサービスを求める際の橋渡しとなるでしょう。
最終的に、有料ビジネスセミナーを成功させるためには、目的に応じた開催形式を選び、参加者にとって価値のある内容を提供することが重要です。参加者の問題を解決するための具体的な知識やソリューションを提供し、彼らのビジネスに寄与することで、優良顧客との長期的な関係を築くことができるでしょう。それには、事前の準備と、セミナー後のフォローアップが鍵となります。質の高いセミナーを提供することで、参加者からの信頼を獲得し、ビジネスの成長につなげましょう。
参考に、当社が運営ししてるwebセミナープラットフォーム「Deliveru」をご紹介しておきます。
撮影収録から申込受付・決済、受講環境、申込者管理・運用までトータルでサービスを提供しています。また、主催会社様毎に専用ページ(企業チャネル)を持てる仕組みになっているので、自社のブランド化にもつながります。
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